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SIGMA手振れ補正ズームレンズ [一眼レフデジカメ]

去る6月の話だが手振れ補正機構付きズームレンズを購入した。
物はSIGMAの「18-200mm F3.5-6.3 DC OS」。当時出たてで人柱覚悟で渋谷のビックカメラで購入。約8万円のポイント10%。安くはない買い物だが、キャノン純正手振れ補正レンズは少々高価なので対価格性能比高そうなSIGMAの新作に手を出したわけだ。

このレンズはデジタル(APS-C)専用設計にすることで11.1倍という高倍率ズームながらそこそこコンパクトに設計されている。F値こそ普通であるが広角側18mm(35mm判換算で28.8mm)、望遠端200mm(同320mm)という常用レンズとして使える幅広いズーム域が魅力。手振れ補正効果+1本でたいがいのシチュエーションに対応できそうなので期待大である。

ちなみにSIGMAの手振れ補正はOS(Optical Stabilizer)と言い、キャノンはIS(Image Stabilizer)と言う。

http://www.sigma-photo.co.jp/lens/digital/18_200_35_63_os.htm

んで購入後にいろいろ試し取りしてみた。もちろんメイン撮影対象はワン子。それから当時は紫陽花と菖蒲のシーズンであったのでそれらも。
KDXに装着してみるとさすがに重い。ボディの軽さが特徴のKDXだとかなりフロントへヴィに。左手にワン子のリードを握っているので右手のみでカメラを支えねばならない局面が多いので少し不利かと思ったが、手振れ補正が効いて片手撮影でも撮像結果は良好だ。過信してはならないと思うが手振れ補正機構はとても助かる。試しに望遠端で紫陽花を撮ってみたがこれも成功。う〜〜む。良いじゃないか。
タムロンの全域F2.8のレンズ(Model A16)に比べるとやはりシャッタースピードは負けるような気がするがブレないのはデカい。もちろん手振れ補正機構付きでF値が小さいレンズ(キャノンのあれだなw)なら言うことなしだけど、そりゃ高いもんな。レンズ自体もデカくなるしね。

他の局面でも使って気付いた点がある。広角端付近では樽状歪みがけっこう目立つ。逆に望遠端では糸巻き状歪みが出る。これは建物などの直線状の構造体を撮影すると良く分かる。逆にワン子なんかを撮る場合には気にならない。解放気味にしてボケ味を試してみたが特にボケが美しいという感じではないが悪くもない。タムロンのModel A16の方が撮像結果はシャープかな。まぁズーム域が広いんだからいいんではないだろうか。どうせPCで見るにしても等倍ではないんだから、その差は気にならない程度だろう。
幾何学的構造体を広角端で撮影しない
これだけ気にしときゃいいべぇ。

んで東京モーターショー2007にもこのレンズを装着して行って参りましたよ。ズーム域広い+手振れ補正なんでもってこいじゃろ〜。
会場に入ってカメラを構えてみると人がいっぱいで被りまくる。できるだけ人が入らないように撮るにはできるだけ車に近寄る必要がある。そうすると広角端付近での撮影が主となる。シャッターチャンスけっこう短い。周囲の人は動き続けるので被りまくる。一瞬視野が開ける瞬間がチャンスだ。そうなるとシャッタースピードが速い方が吉だ。

そうなると普通のF値のSIGMA OSよりタムロンA16の方が有利だ。もちろん手振れ補正があった方が良いが、幸いワン子は連れてきていない(ってかたぶん入場不可だろう)ので両手で構えられる。照明が安定していないし、けっこう薄暗い展示も多いのでタムロンA16に交換してからの方が撮影がスムーズになった。交換してみてレンズが軽くなったのに驚いたが、A16だってキャノンの標準ズーム(EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM)よりは全然デカくて重いんだがなw
天気の良い日に室外で使うべし
って感想かな。公園でワン子を撮影するには好適ってことだぁね。

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ニコンは前から手頃価格の手振れ補正レンズを出していたがキャノンの手振れ補正レンズは比較的高価で手が出せなかった。んでSIGMAのレンズに飛びついたわけだが、EOS 40D発表に伴い、キャノンも手頃価格の手振れ補正レンズを発表した。「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS(34,650円)」と「EF-S 55-250mm F4-5.6 IS(47,250円)」がそれ。デジタル(APS-C)専用。超安いわ〜。まぁ1本で済むって点ではSIGMAの方が便利だが。

んでサードパーティー勢でも手振れ補正レンズブームらしくタムロンも発表。「AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di VC(Model A20)」がそれ。84,000円。望遠端はSIGMAよりさらに100mm多い。ちなみにタムロンの手振れ補正機構は「VC」(Vibration Compensation)と言うそうです。

しかしワシが買ったら競合品が次々と発表されるなんて、相変わらず購買運が悪い人だね〜ワシはw

まぁそもそもキャノンのカメラを選択した時点で手振れ補正レンズが必要になってるんだけどね。キャノン、ニコン以外のデジイチはボディ手振れ補正機構付きが主ですからな〜。オリンパスのE-510なんて良さそうじゃない。ワシがデジイチ選定時に発売されていれば買ったかもな〜。ってことで使用感の記事書くからE-510とフォーサーズレンズのセットを誰かくれw キャノンも40Dで搭載した「ライブビュー」機構を使ってみたいわ〜。(C-5050 ZOOMの液晶がそれに近い使い方ができて便利だった)


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