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Live and Kickin' / Mr. Big [HR / HM]

前記事(http://medama.blog.so-net.ne.jp/2009-12-21)で紹介した「サンフランシスコ・ライヴ」の公演より先立つこと6ヶ月前、2ndアルバム「Lean Into It」が発表され唯一Mr. Bigがブレイクしていた日本で行われた2ndアルバムのライブ・ツアーのビデオ。1991年9月26日のNHKホールでの公演を収録。発売は1992年4月。

RIMG0761.JPG
VHS Hi-Fi STEREO 88min
AMVY-8045
発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
¥4900(税込み)
ミキシング・スタジオでのシーンのみ日本語字幕つき

【オフステージ&バックステージ】
1) Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)
2) Alive and Kickin'
3) Rock'n Roll Over
4) Green-Tinted Sixties Mind
5) Big Love
6) Road to Ruin
7) Guitar Solo
8) Take a Walk
9) Drum Solo
10) CDFF - Lucky This Time
11) Bass Solo
12) Addicted to That Rush
【アンコール】
13) To Be With You
14) Woman from Tokyo ~ Baba O'Riley
【バックステージ&オフステージ】

このビデオは日本のファンへのサービスというスタンスで作られたもので、開演前後のバックステージ&オフステージ・シーンなどメンバーのステージ外の様子がたっぷり。メンバーから日本のファンへのメッセージがたっぷり。当時のMr. Bigと日本のファン双方の半端無い熱意がよく分かる。

パッケージには「BURRN ! VIDEO」の文字があるが、これはHR/HM専門誌「BURRN !」のファン投票からこのビデオの収録曲(およびCD「Raw Like Sushi II」の収録曲)が決められたという協力関係からであろう。終演後のバックステージでメンバーと乾杯するスタッフに酒井康(「BURRN !」編集長)が混じっている。

サウンド・チェックでビリーがスラッピングをしているが、なかなか上手いじゃないの。当時のビリーはスラッピングは不得意だみたいな事を言っていたが、他の奏法に比べると本人的に出来がイマイチってだけだな。

親日家のポールはギター・ソロのドリル・ピッキングでは日本公演ということで「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」を演奏している。(サンフランシスコ公演では「ウィリアム・テル序曲」)

Dazed and Confused→Take a Walkの流れはサンフランシスコ公演と同じ。当時のMr. Bigのお約束パターンですな。

機材トラブルで「To Be With You」がアコギではなくはエレクトリック・ギターで演奏されている。逆にレアなバージョンになっているね。

ポールとビリーがほぼ終始上半身裸。男の裸体はあんま見たくありませんがw

日本のファン向けにというわけかDeep Purpleの「Woman from Tokyo」が演奏されている。Keyboardレスの編成ながら本家に負けないぶっとい音でなかなかの聴き応え。考えてみればビリーはNiacinでも元曲より少ない人数でカバーをよくやっていたな。ビリーのベースは普通のバンドのベース+αの仕事をしてるから成立するんだろうな。

エリックいわく「仙台は故郷(サンフランシスコ)を彷彿とさせる」だそうな。

DVDの型番は「WPBR-90693」

ネットでこのビデオおよびDVDの紹介記事に「1991年9月20日の公演」と書かれている事が多いけど、パッケージの記載およびビデオ内のテロップでは「26日」である。

同日のライブから数曲セレクトされたライブCDが「Raw Like Sushi II」。
RLS2.jpg
曲目は
1) Daddy, Brother, Lover, Little Boy
2) Voodoo Kiss
3) A Little Too Loose
4) Road to Ruin/Guitar Solo
5) CDFF-Lucky This Time/Bass Solo
6) Shyboy
7) Woman from Tokyo - Baba O'Riley
2,3,6曲目がビデオに収録されていない。

このビデオの収録曲数は「サンフランシスコ・ライブ」より少ないが「Raw Like Sushi II」のみ収録の曲と合計するとほぼ同様となる。「Big Love」「Woman from Tokyo」が日本公演のみ。「30 Days in the Hole」と当時シングルカットされたばかりの「Just Take My Heart」がサンフランシスコ公演のみ。

「ライヴ・アンド・キッキン」:日本のみで受け入れられていた当時の、熱心なファンとの一体感のあるライブ。「サンフランシスコ・ライヴ」:シングルヒットのおかげで本国でも受け入れられた念願の凱旋ライブ。どちらもメンバーは生き生きとしており甲乙つけ難し。バックステージの様子などメンバーのお茶目な素顔も見たいなら「ライヴ・アンド・キッキン」、1本でたくさんの曲を見たいなら「サンフランシスコ・ライヴ」ってとこですかな。


ライヴ・アンド・キッキン(初回生産限定特別価格) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • メディア: DVD




ロウ・ライク・スシII

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: イーストウエスト・ジャパン
  • 発売日: 1992/04/25
  • メディア: CD


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