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外部ストレージ話【その3】STARDOM SOHORAID SR3610-2S-WBC [PC周辺機器]

外部ストレージ話の第3弾。話は2007年4月に遡る。

その頃、ワシはEOS Kiss Digital X(KDX)を手に入れてワン子の写真を撮りまくり、intel iMacのHDに1000万画素のJPEGデータとRAWデータをガンガン蓄積していた。HD容量は目に見えて減っていった。デジカメ・データのような自作データは消失したらもう手に入らない。データのバックアップを考えないといかん。

そこで考えた。
1) 別PCに同一データを保存する。
2) 外付けHD(USB、FireWire、e-SATA接続など)に保存する。
3) NAS(LAN接続HD)に保存する。

で、それぞれのアイデアに対する感想は
1) 以前から複数PC持ちで同じデジカメ・データの複数保存を図らずも行ってきたが、データのシンクロ等が面倒くさい。
2) データ置き場を一元化でき、かつ繋ぎ直せば他のPCでも同じデータが使用できる。元々持っているUSB接続の外付けHDD(前回の記事「SOTO-3.5iUB」参照 http://medama.blog.so-net.ne.jp/2010-02-10 )はシングル・ドライブなのでHDDが飛んだらデータが消えるのが難。RAIDでミラーリングできる機種であればデータ消失の危険性が大幅に減少する。
3) これもデータ置き場を一元化できるし複数PCでデータを共有できる。やはり元々持っているNASがあったがシングル・ドライブなのが難。やはりRAIDでミラーリングできれば言うこと無し。

2)案か3)案だな。

それぞれの使用感は
2) 外付けHDはデータの読み書きがなかなか速いが、複数PCで使う場合は接続し直す必要がある。
3) NASは接続し直し無しで複数PCから使用できるが、データの読み書きに時間がかかる。

今回は主目的がデジカメ・データの保存だ。1000万画素のRAWデータはファイルサイズがかなり大きく、何枚撮っても現像費用がかからないデジカメだから撮影枚数も多い。結果、1回ごとのバックアップに時間がかかる。デジカメ・データを扱うマシンはほぼiMacのみなので、読み書きが速い外付けHDが良かろう。

ちゅうわけでマシン選定に入った。BTO特注iMacのHDは500GBだがBoot CampでMac領域とWin領域を半々にしていた。外付けHDはできれば使っているHDサイズと等量以上にしたい。当時のHDの容量は確か500GBが大容量な方で750GBってのが出始めた頃だったように思う。500GBのHDは値段が高かったが、当時のペースでデジカメ画像が増えたら250GBが埋まるのも時間の問題に思えた。

そこで「容量500GB」「ミラーリング(RAID1)ができる」「外付け」「USB2.0、FireWireが使える」機種を秋葉館のWebサイトで調べた。で、「SOHORAID SR3610-2S-WBC」というHDケースに500GBのHDを2個インストールした商品を注文した。HDは日立製。トータルのお値段が当時9万円。たかっ!今なら半額で買えるよね。でも当時のお値段ならこんなもんです。

RIMG0870.jpg
この外付けケースはメーカー名がよく分からない。我が家に届いた箱には「STARDOM」と書かれているが、ネットでは「RAIDON」と書かれている事もある。「RAIDON」はシリーズ名かなんかかな?と思ったが「STARDOM」のサイトでは「RAIDON」という名称が出てこない。

「RAIDON」で検索したら「RAIDON」というメーカーサイトが出てきた。しかし「SR3610-2S-WBC」という商品の記述は無い。OEM商品コーナーに筐体がそっくりな「SL3610 Series」があった。てことは製造「RAIDON」で販売「STARDOM」の商品なのかな。

IMG_2531.JPG
シンプルなアルミ筐体。HDが2台インストールされた状態だとそれなりの重量感。フロントには動作状態を示すLCDディスプレイと各種設定ボタン。RAID1であればホットスワップ可能なSATA-HDDトレイが2個。開封時はRAID0(ストライピング)設定になっていたのでRAID1(ミラーリング)に変更し、Mac OS Xの「ディスクユーティリティ」でフォーマットし直した。

IMG_2532.JPG
背面にはFireWire800ポート、USB 2.0ポート、RS232Cポートがある。FireWireとUSBは分かるが、RS232Cポートは何用だろう?電源内蔵。小径の冷却ファンが付いている。ファンの作動音はiMacの横に置いて使ったりすると耳障りなくらい。PC卓の天板より下とかに置く分には気にならないかもしれないが、電源スイッチが筐体裏側にあるから電源ON/OFFがしにくくなる。

付属ケーブルは「USB 2.0」「FireWire 800」「FireWire 800←→400」「RS232C」。FireWire 400ポートにも挿せるケーブルが付属しているので、たいがいのMac、PCに接続できるところが嬉しい。

さっそく、このHDにバックアップを取り始めたのだが、この外付けHDでは容量が足らなくなる時が訪れた。記事「Capty TV Universal」( http://medama.blog.so-net.ne.jp/2008-03-18 )「アナログソースのデジタル化【ビデオ編】」( http://medama.blog.so-net.ne.jp/2008-11-15 )に書いたが、アナログ・ビデオのMPEG化を始めたのだ。動画データは段違いに容量が大きい。SR3610-2S-WBCの500GBがどんどん消費されていく。幸いこの外付けケースはHDを交換すれば容易に容量アップできるのだが・・・・・・

【その4】に続く
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