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Apple Wireless Keyboardにコーヒーをこぼして故障させてしまった [PC周辺機器]

ありがちな大失敗をやってしまった。20inch intel iMacで愛用中のフルサイズでBluetooth接続の「Apple Wireless Keyboard」にコーヒーをかけてしまった。キー入力不能、Caps LockのLEDが点灯しっぱなし、Exposéが起動しまくりになった。

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これはいかん、とキーボードの電源OFFにし電池を抜きティッシュで拭き取れる限りは拭き取ってみた。しかし、その後はBluetooth接続でキーボードは認識されるもののキー入力は不能のまま。これは困った。

このモデルのキーボードはもう売ってない。キータッチは新型のApple Wireless Keyboardより好きだし直して使いたい。でも修理に出したら高そう。新品のキーボードが買える、もしくはそれ以上の請求額が来そう。見積もり金額を見てから修理依頼という手もあるが、金額の高さに修理を断念し見積料金はしっかり取られてしまう場合も考えられる。それならワイヤレスじゃないけど元々iMacに付属してたキーボードに戻し、ダメ元でWireless Keyboardを自力で修理してみようと考えた。

キーボードの筐体は小さな六角ネジで留められている。手持ちのレンチでは回せない小さい六角ネジだ。調べてみたらストラトのブリッジの弦高調整用の六角レンチで回せるそうだ。

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↑楽器屋で購入した1.27mm六角レンチ。105円。

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キーボード下側に3カ所。これらをはずせばキー部分が外せるようになる。

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電池パネル下に5カ所。こちらはキー部の固定と関係ないので外す必要はなかった。真ん中だけネジが長い。電池ボックスにもコーヒーの痕が(汗)。

六角ネジを外すとキーボードのキー部分が外れる。
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電池ボックス周辺に制御基板がありフレキシブル基板でキー部分と繋がっている。

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制御基板は特殊なネジ(十字でなく三方のY字型)で固定されていたので外せなかった。

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キー部分のベースは金属製パネルだ。

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これが多数の細かいプラスネジで固定されている。

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このプラスネジ達を外し金属パネルをを外すと基材が透明なフレキシブル基板が現れる。このフレキシブル基板は2枚の「配線が印刷されたフレキシブル基板」で「印刷がない絶縁用と思しき透明基材」を挟んだ構造になっている。

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見てみるとフレキ基板のあちこちにコーヒーでできたと思われる汚れが。ここでショートしてキー入力不能になっているのかもしれない。濡れティッシュで汚れを拭き取り、ティッシュで水分を拭き取った上で、3枚の基板が重ならないように隙間を作って乾燥させる。

その後、逆手順で組み立てたら見事に復活!と思ったら「1」「2」「英数」キーが反応しねぇ〜!
「Shift+1」で出す「!」も出せないw(ここでは「記号」の変換候補から選択した)

まだ基板上でうまく洗えていない部分があるのか、はたまた組み立て時にメンブレンスイッチが斜めになってしまったのか。もう一度分解組み立てしてみるかな。

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再度、分解清掃組み立てをしてみた。「1」「2」キーは復活した。しかし英数キーは相変わらず。昔ながらの「コマンド+スペース」で英数に切り替えできるから実用上問題なし。完璧といかなかったが、おおむね直せて良かった。

しかし金属板を固定するプラスネジが小さくて、ネジを舐めそうで怖かった。あんま何度も分解したくないもんだわ。
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