Seymour Duncanのハムバッカーをゴールド・カバー化 [楽器]
Grecoのレスポール・カスタム・モデルの改修の続き。
このギターには元々Greco純正のゴールドのカバード・ハムバッカー「Screamin'」が搭載されていたが、リアをSeymour Duncanの「SH-4(JB)」に、フロントを「SH-12(George Lynch Screamin' Demon)」に交換した。このハム達はカバー無しの黒々とした見た目のピックアップで、ダーク系のボディカラーに黒いエスカッションやピックガードなどといっしょにセットされると、黒々とメリハリのない見た目になる。
↑黒々パーツと黒いノンカバード・ハムバッカーの組み合わせ。
レスポール・スタンダードのアイボリーのエスカッションやピックガード等をセットするならカバー無しの黒いピックアップで充分メリハリが出る。黒カスタムでもJohn Sykesモデルのように銀色のエスカッションやピックガードであれば、やはりメリハリが出る。
↑レスポール・スタンダード用アイボリー・パーツと黒いノンカバード・ハムバッカーの組み合わせ。こっちはまぁ悪くないかな。
昔のPAFは蝋漬けされてなくてハウりやすかったので、金属製のピックアップ・カバーを外すとハウリングが起こりにくくなり(←まったくハウらなくなる、という事ではなくて、ハウリングが発生するアンプのヴォリューム・ポイントが上がる、って意味だと思う)、その上に若干音量が増し高域成分が増えるということで、けっこうカバー外しが流行ったのだ。
Seymour Duncanのハムバッカーはそうした当時のトレンドに従ったのか、蝋漬けしてあるがカバー無しのピックアップをリリースした。一部、オールド・モデルのリプレイスメントになりそうな品種(’59、Jazz、JB、SPH90-1、Custom 5、Alnico II Pro、Seth Lover、Pearly Gates、Antiquityなど)はカバード・タイプも販売されている。カバード・タイプのハムバッカーはボビンの「Seymour Duncan」ロゴが見えなくなって、ピックアップが純正なのか交換品なのかパッと見で分からなくなるのも面白い。
前置きが長くなったが、GrecoレスポにGOTOHのグロッシー・ゴールドのロック・ペグを装着したので、同様にDuncanハムもゴールド・カバー化して見た目のメリハリを強くしてみようと思い立ったわけだ。
すでに所有しているDuncanハムを自力で金色のカバード・タイプにするために必要な部品は「ピックアップ・カバー(ゴールド)」と「ポールピース(ゴールド)」の2つ。ニッケル・カラーにしたい場合はポールピースは純正のままで良く、必要なのは「ピックアップ・カバー(ニッケル)」だけである。
↑購入したALL PARTS JAPANの「INCH POLEPIECE GOLD」とESPの「DUNCAN PU COVER GO」。ピックアップが2個なので2セット購入。
↑SH-12のマイナス・ネジ・タイプのポールピースをマイナス・ドライバーでグルグル回して取り外し中。含浸されたパラフィン(蝋)のポールピースにまとわりついた部分がポロポロ出てくる。
↑6本のポールピースを取り外したところ。パラフィン滓がけっこう出る。
↑逆手順で購入した金色のポールピースをセット。
↑ゴールドのピックアップ・カバーを被せてみた。SH-12は6角タイプ・ポールピースも高さ調整可能である。その機能が生かせなくなるけど、まぁいいやね。
↑このようにピックアップ・カバーとピックアップのベース・プレートをハンダ付けしてカバーの電位をアースに落とす。アースしておかないとピックアップカバーがノイズの元になってしまう。ベース・プレート表面には当然ながらけっこうパラフィンが載っていた。取り付ける前にあらかじめベース・プレートのハンダ付けするであろう箇所をヤスリで磨いて金属面を出しておいた。
↑リア用のSH-4もポールピースを交換してピックアップ・カバーをハンダ付け。
↑出来上がったDuncanハムバッカー・ブラザーズ金バージョン。Grecoレスポ搭載を待つばかり。
このギターには元々Greco純正のゴールドのカバード・ハムバッカー「Screamin'」が搭載されていたが、リアをSeymour Duncanの「SH-4(JB)」に、フロントを「SH-12(George Lynch Screamin' Demon)」に交換した。このハム達はカバー無しの黒々とした見た目のピックアップで、ダーク系のボディカラーに黒いエスカッションやピックガードなどといっしょにセットされると、黒々とメリハリのない見た目になる。
↑黒々パーツと黒いノンカバード・ハムバッカーの組み合わせ。
レスポール・スタンダードのアイボリーのエスカッションやピックガード等をセットするならカバー無しの黒いピックアップで充分メリハリが出る。黒カスタムでもJohn Sykesモデルのように銀色のエスカッションやピックガードであれば、やはりメリハリが出る。
↑レスポール・スタンダード用アイボリー・パーツと黒いノンカバード・ハムバッカーの組み合わせ。こっちはまぁ悪くないかな。
昔のPAFは蝋漬けされてなくてハウりやすかったので、金属製のピックアップ・カバーを外すとハウリングが起こりにくくなり(←まったくハウらなくなる、という事ではなくて、ハウリングが発生するアンプのヴォリューム・ポイントが上がる、って意味だと思う)、その上に若干音量が増し高域成分が増えるということで、けっこうカバー外しが流行ったのだ。
Seymour Duncanのハムバッカーはそうした当時のトレンドに従ったのか、蝋漬けしてあるがカバー無しのピックアップをリリースした。一部、オールド・モデルのリプレイスメントになりそうな品種(’59、Jazz、JB、SPH90-1、Custom 5、Alnico II Pro、Seth Lover、Pearly Gates、Antiquityなど)はカバード・タイプも販売されている。カバード・タイプのハムバッカーはボビンの「Seymour Duncan」ロゴが見えなくなって、ピックアップが純正なのか交換品なのかパッと見で分からなくなるのも面白い。
前置きが長くなったが、GrecoレスポにGOTOHのグロッシー・ゴールドのロック・ペグを装着したので、同様にDuncanハムもゴールド・カバー化して見た目のメリハリを強くしてみようと思い立ったわけだ。
すでに所有しているDuncanハムを自力で金色のカバード・タイプにするために必要な部品は「ピックアップ・カバー(ゴールド)」と「ポールピース(ゴールド)」の2つ。ニッケル・カラーにしたい場合はポールピースは純正のままで良く、必要なのは「ピックアップ・カバー(ニッケル)」だけである。
↑購入したALL PARTS JAPANの「INCH POLEPIECE GOLD」とESPの「DUNCAN PU COVER GO」。ピックアップが2個なので2セット購入。
↑SH-12のマイナス・ネジ・タイプのポールピースをマイナス・ドライバーでグルグル回して取り外し中。含浸されたパラフィン(蝋)のポールピースにまとわりついた部分がポロポロ出てくる。
↑6本のポールピースを取り外したところ。パラフィン滓がけっこう出る。
↑逆手順で購入した金色のポールピースをセット。
↑ゴールドのピックアップ・カバーを被せてみた。SH-12は6角タイプ・ポールピースも高さ調整可能である。その機能が生かせなくなるけど、まぁいいやね。
↑このようにピックアップ・カバーとピックアップのベース・プレートをハンダ付けしてカバーの電位をアースに落とす。アースしておかないとピックアップカバーがノイズの元になってしまう。ベース・プレート表面には当然ながらけっこうパラフィンが載っていた。取り付ける前にあらかじめベース・プレートのハンダ付けするであろう箇所をヤスリで磨いて金属面を出しておいた。
↑リア用のSH-4もポールピースを交換してピックアップ・カバーをハンダ付け。
↑出来上がったDuncanハムバッカー・ブラザーズ金バージョン。Grecoレスポ搭載を待つばかり。
ピックアップカバー取り付けにあたってこちらの記事を穴があくほど拝見いたしました。たいへん素晴らしいポストだとおもいます。
また、本ブログからトラックバックいたしました旨、ご連絡いたします。ありがとうございました。
by Tyler (2011-11-14 22:20)
コメントありがとうございます。拙文がお役に立ったならとても嬉しいです。
by medama (2011-11-14 22:51)