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A Young Person's Guide To King Crimson [プログレ]

「新世代への啓示」という仰々しい邦題の2枚組King Crimsonのベスト盤は「Red」発表後の解散期にリリースされ、後に限定プレスでCD化された。ワシ所有品は中古。

Young-Persons.jpg

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Frame by Frame : The Essential King Crimson [プログレ]

BOXセット紹介シリーズ。今日はKing CrimsonのLPジャケサイズの4枚組CDをご紹介。

紅伝説S.jpg
↑我が家の「紅伝説」は帯付き、ビニール包装付きのまま保管されてる。なもんで写真映りがちょっと見苦しい。

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Cv / Peter Gabriel [プログレ]

Pink Floyd、Yesに続いてプログレ関係のLDをご紹介。Peter Gabrielは元々ジェネシスのメンバーだったのでロック好きには知られた存在であったが、ソロ・キャリア5枚目のアルバム「So」からのシングル「Sledgehammer」の大ヒットで一般から知られるメジャー・アーティストの1人になった。曲を書き歌うだけでなく演劇的なステージ・パフォーマンスでも知られた人である。

邦題「ビデオ・ヒッツ」
VALJ-3366(1枚)
NTSC 40分
発売:ビデオアーツ・ミュージック
¥4,300(税込み)
1987年発売
IMG_2491.jpg

1. Big Time
2. Don't Give Up [Version 2]
3. Shock The Monkey
4. Mercy Street
5. Sledgehammer
6. I Don't Remember
7. Red Rain
8. Don't Give Up [Version 1]

このLDはアルバム「So」収録曲のPVを中心に「III(俗称:Melt)」収録曲「I Don't Remember」と「IV(俗称:Security)」収録曲「Shock The Monkey」のPVを追加したものである。

アルバム「So」は民族音楽のエッセンスを巧みにポップ・ミュージックに溶け込ませ一風変わったポップ・ロックになっているが、PVも「So」の曲は毛色が少々違う。いささかテリー・ギリアム的と言うかティム・バートン的と言うか。クレイ・アニメーションを多用していたり面白い作品が多い。「Big Time」のクレイ断面が絵になっていて断面が進むにつれ動くアニメーションなんて凄いと思う。

「Sledgehammer」では粘土や人形をストップモーション撮影するだけで無く、出演しているPeter自身もストップモーションで撮影している。手間暇がかかる作品作りに(たぶん)積極的に協力するあたり、Peterの芸術への情熱を感じるね。アルバム「So」の頃はMTVでのオンエア率が曲の売り上げに直結した時期なのでPVにお金がかかっている。同時に映像作家の発掘(て言うか試用)するのにもPV市場は一役買ったんだろうね。

「Don't Give Up」は2バージョン収録されている。バージョン2はイメージシーンが多用されていてカット数が多くアーティストの出演シーンが少ないが、バージョン1は事実上1カットだ。抱擁し合うPeterとKate Bushの周りをカメラが回り、歌の進行に合わせて映る歌手が切り替わる趣向。背景がおそらくCG合成でこれも変化していく。大胆な作りのこのPVはゴドレイ&クレーム作だそうな。

「So」の曲のPVより前に作られた「III」「IV」のPVは、曲が民族音楽の影響が色濃い時期なせいか映像もどことは無しに民族的というか呪術的というか、少々アーティスティックだ。低予算っぽいが、曲が良いしビデオのシチュエーションもPeterの演技も逝ってるので良いんじゃないかな(笑)。

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現在は「So」以降のPVも含む「Play The Videos」という全29曲のPV集のDVDがリリースされている。曲目表を見る限り、こちらには「Don't Give Up」は1バージョンしか収録されていないようだ。2004年作品。
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1. Father, Son
2. Sledgehammer
3. Blood of Eden
4. Games Without Frontiers
5. I Don't Remember
6. Big Time
7. Lovetown
8. Red Rain
9. In Your Eyes
10. Don't Give Up
11. Barry Williams Show
12. Washing of the Water
13. Biko
14. Kiss That Frog
15. Mercy Street
16. Growing Up
17. Shaking the Tree
18. Shock the Monkey
19. Steam
20. Drop
21. Zaar
22. Solsbury Hill
23. Digging in the Dirt
24. Games Without Frontiers [Live]
25. Nest That Sailed the Sky
26. Modern Love

Keys to Ascension / Yes [プログレ]

「ロンリー・ハート(90125)」の大成功の立役者とも言うべき新世代Yesの顔であったトレヴァー・ラビンは、何かと70年代フォーマットに戻ろうとする傾向のあるYesにあきれたのか、はたまた奇人ジョンとの付き合いに疲れたのか、アルバム「Talk」が完成しYesでやりたい事はすべてやったという事で「Talk」ツアー終了後Yesを脱退してしまう。

ジョン、クリス、アランはハウ、ウェイクマンに声をかけ、またも「Tales From 〜」、「Going for the One」などの”準”黄金期ラインナップで活動を再開した。旧曲をライヴ・レコーディングし、スタジオで新曲を録音し、新曲と旧曲が混在するアルバム「Keys to Ascension」(1996年)、「Keys to Ascension 2」(1997年)をリリースした。CD2枚組が2セットで合計CD4枚という大ボリュームである。

ライヴ版におまけで新曲を付けたのか、はたまた実は新作なのか分からないアルバムである。ライヴと新曲を別のアルバムとして発売した方が良かったように思う。

そのライブ部分のみの「Keys to Ascension」というLD2枚組が発売されている。1996年3月3〜5日、カリフォルニア州サン・ルイス・オビスポ、Fremont Theatreでの演奏からセレクトして収録。

【LD版】

「キーズ・トゥ・アセンション ~イエス完全復活ライヴ1996~」
VALC-1021~2(2枚組3面)
NTSC 150分
発売:ビデオアーツ・ミュージック
¥9,800(税込み)
1996年発売
IMG_2492.jpg

disc 1

1. Siberian Khatru
2. Close To The Edge
3. I've Seen All Good People
4. Time And A Word
5. And You And I
6. The Revealing Science Of God

disc 2

1. Going For The One
2. Turn Of The Century
3. America
4. Onward
5. Awaken
6. Roundabout
7. Starship Trooper

内容的には新「Yessongs」という感じでベテランメンバーによる昔ながらの音色&バランスで破綻なくかつてのYesワールドを再現している。映像は「引き」と「寄り」をオーバーレイしたり、イメージ・フィルムをオーバーレイしたりと編集はイマイチに感じる。イメージ・フィルムの挿入は単調になりそうな映像にアクセントを入れるためかもしれないが、あまり成功しているとは思えない。画質も若干ザラつきを感じる画質だ。

LD2枚組で往年のメンバーで演奏される往年のYesナンバーをたっぷり見れるのだから嬉しくても良さそうだがそうでも無かった。たぶん1990年の素晴らしいABWHのNHKホールでの公演が記憶に残っているせいだろう。このLDとはリズム隊が異なる。エレドラのブラフォードとぶっとい音色が意外にも浮かなかったトニー・レヴィンによるリズム隊であったが、これが何気に素晴らしかった。会場とミキサーの腕も良かったのだろう。最高のYesミュージックのライヴであった。

この「Keys to Ascension」は無難にそつなく演奏されたYesミュージックの夜という感じ。黄金期の勢いは無いが円熟した落ち着きのある演奏が鑑賞できる。悪くは無いが刺激も無い、と言ったら酷かな。

【DVD版】

このLDはDVD2枚に分割され「キーズ・トゥ・アセンション VOL.1~イエス完全復活ライヴ1996~」「キーズ・トゥ・アセンション VOL.2~イエス完全復活ライヴ1996~」として分売された。この分売DVDはCDサイズのケースであった。現在、廃盤。

また、輸入盤であれば現在も「Keys to Ascension」のDVDが入手可能である。日本でも再生可能なリージョン設定かどうかの確認の要はある。
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↑輸入盤DVDのジャケ

Amazon見てたら上記と同じジャケ(DVDトールケース・サイズ)の日本版DVDが2004年にトイズファクトリーからリリースされていたのを知った。価格的には輸入盤がクソ安いから輸入盤がリージョンフリーであればなと思う。

【アルバム版】

CD「Keys to Ascension」
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ほとんどライヴ。新曲2曲収録。

disc1

1. Siberian Khatru [Live]
2. Revealing Science Of God [Live]
3. America [Live]
4. Onward [Live]
5. Awaken [Live]

disc2

1. Roundabout [Live]
2. Starship Trooper [Live]
3. Be The One
4. That, That Is

CD「Keys to Ascension 2」
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今度は1枚目がライヴで2枚目が新曲。

disc1

1. I've Seen All Good People [Live]
2. Going For The One [Live]
3. Time And A Word [Live]
4. Close To The Edge [Live]
5. Turn Of The Century [Live]
6. And You And I [Live]

disc2

1. Mind Drive
2. Foot Prints
3. Bring Me To The Power
4. Children Of Light
5. Sign Language

【「90125」から「Keys to Ascension」期の混沌】

Cinemaだったはずの90125Yesの商業的成功の後のYesの迷走はどこまでも続いて行く。「Big Generator」リリース後、70年代Yesの姿に回帰したかったジョンはABWHを作りYesを分裂させ(アルバム「閃光」)、90125YesとABWHを合体させ8人編成Yes(アルバム「Union」)となり、BWHが抜けてまた90125Yesとなり(アルバム「Talk」)、ラビンが抜けトニーには声をかけずWHを呼び戻し準黄金期メンバーで「Keys to Ascension」をリリースするもやはり長くはもたず、ウェイクマンはこのアルバム「Keys to Ascension」リリース後、再脱退している。やれやれ・・・


9012 Live / Yes [プログレ]

目下、さよならレガシー・メディア・シリーズ「LD編」が粛々と進行中。今日はYes物のLD「9012ライヴ」をご紹介。

1984年9月28、29日、カナダ、ノースランド・コロシアムの公演を収録。1985年発売。

VAL-3013(1枚2面)
NTSC 69分。
発売:株式会社 ビデオアーツ・ジャパン
¥8,800(税込み)
9012LiveLD.jpg

Side 1
1. Introduction
2. Cinema
3. Leave It
4. Hold On
5. I've Seen All Good People
6. Changes

Side 2
7. Owner Of A Lonely Heart
8. It Can Happen
9. City Of Love
10. Starship Trooper

当時としてはかなり手がかかったライブ物で、当時の最新デジタル技術で様々なエフェクトが施されている。今となってはそのエフェクトが邪魔でライヴ物としての臨場感が削がれてしまっているが、発売当時はかなり話題になった作品である。

この時期のYesはYesの歴史上では特異な時期である。King CrimsonのディシプリンCrimsonのような扱いだ。プログレ界の大御所バンド「Yes」を名乗るものの、この時期のYesはプログレ・フレイバーのあるハードでポップなロック・バンドである。Asiaと似たような系列だな。そんなYesはある経緯で誕生した。

Yesが空中分解的活動休止状態になった1980年代初頭、クリスとアランはマネージャーのブライアン・レーンが紹介したトレヴァー・ラビンと組み、更にトニー・ケイを加えて「Cinema」というバンドを結成して曲作りとリハーサルをしていた。そこへジョン・アンダーソンが加わった。そしてバンド名称「Yes」として活動することになったのだ。謀ったな、ブライアン・レーン!なのか、ジョンが「僕が来たからもうYesだね lol 」とのたまったのか、はたまたディシプリンCrimsonやBlack Sabbath featuring Tony Iommiのように「バンド名をYesにするなら資金提供しよう」とレーベルから言われたのか。

Yesを意識して書かれたわけではないCinema用の曲をトレヴァー・ホーンがプロデュース。オーケストラ・ヒット(サンプリング技術の1つの使い方)を多用したシングル「ロンリー・ハート」が大ヒットし、YesらしくないYesは大きな商業的成功を収めた。

この時期のYes(第8期)はアルバム「ロンリー・ハート」(1983年発売)の原題「90125」(Atlantic Recordsでの型番)にちなんで「90125Yes」とも呼ばれる。Yesを名乗るものの、Yesのスピン・オフ企画バンドみたいな扱いをファンからされる。確かに音楽性は従来のYesとは似ていない。元々がCinemaなんだから当たり前だがね。ただ、バンド・メンバーの4/5が元Yesであり、バンド名がYesであり、トレヴァーは器用なギタリスト(しかもマルチ・プレイヤー)で何でも弾けるから、ライヴではオールドYesのナンバーも無理なくセットリストに加えられる。現代的でハードロック寄りのギタリストが加わったYesはアルバムこそ従来のYesらしくなかったがライヴの半分は従来のYesになるのである。

この時期のライブはアルバム「9012 Live : The Solos」(邦題:ライヴ)と映像版である本作「9012 Live」がリリースされた。アルバム「90125」のライヴなので「5 (five)」を「live」に置き換えて「9012 Live」というタイトルが与えられた。わしゃ「90125」を「きゅーまるいちにーごー」と呼んでいたから気づかなかったが、英語圏では「ないんじろわんつーふぁいぶ」と読むのかな。英語圏では「90125」と「9012 Live」は見事にダジャレになっているそうだ。

当時は動いているYesを見る機会が少なく、もっぱらライヴ版を聞きブックレットの写真を眺めながらステージの様子を想像したもんだが、ある日、店頭で本作「9012 Live」が流れているのを見た。そこで「Starship Trooper」の演奏を見れたもんだからエラい感動した記憶がある。黄金期の楽曲を演奏するYesの映像ってだけでも、当時のワシにはとても貴重なものだったのだ。で、LDプレイヤー購入後にこのLDを購入したわけだ。

王道Yesではなく、変なエフェクトが多用され、ロジャー・ディーン風ではないステージ・セットで、黄金期Yesの楽曲が2曲しか含まれていない本作だが、そういう訳でワシには思い入れがある1枚なんである。黄金期Yesとは傾向がまるで違う90125Yesの楽曲だが、モダンでポップでちょっとテクニカルで良いしね。このライヴはこのライヴで良かったと思う。

【DVD版】2006年
WPBR95176(片面2層)
NTSC 約130分。
発売:ワーナーミュージック・ジャパン
¥3,900(税込み)(←この価格は2009年版の物)
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「9012 Live」は5.1chサラウンド音声とボーナス映像を追加されて2006年にDVD化された。待望の画像エフェクトを削除したバージョンが収録されているのが嬉しい。日本語字幕つき。てか字幕は7カ国語から選べる。マスター・ディスクがワールドワイド仕様なんですな。

DVD版コンテンツ
・VHS、LDと同じ「9012ライヴ」(エフェクト入り)
・画像エフェクトが削除された「9012ライヴ・ディレクターズ・カット版」
・メンバーへのインタビュー(約35分)
・「Access All Areas」(ソダーバーグ監督によるドキュメンタリー)(約25分)
・Roundabout [live]

インタビューはカウンター表示がいささかウザいがけっこうメンバーの本音が聞ける。ブライアン・レーンに対するネガティブな感情が露骨に出ていて、なんか裏側はドロドロな感じ。

ソダーバーグ監督はこのビデオで若くして有名になったが、その後「セックスと嘘とビデオテープ」「オーシャンズ11」などを監督し、有名映画監督の1人になっている。

トレヴァー・ラビンはYes脱退後は主にジェリー・ブラッカイマー監督の映画などの音楽を手掛け売れっ子映画音楽家になっている。

【アルバム版】1985年
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アルバム版の「9012 Live : The Solos」は「90125」ツアーから主にメンバーのソロパートを収録したアルバムで、ミニ・アルバム的な分量である。レコード当時はA面1曲目が「Hold On」でB面1曲目が「Changes」となっており、両サイドともバンド演奏による曲が1曲、続きはソロ・プレイという構成になっていた。映像版の「9012 Live」の収録曲数が実質9曲である事といい、この時期のYesのショーは部分的にしか残されていない。ライヴ・マテリアルの扱いに関しても特異な時期であったわけだ(笑)。

CD「9012 Live : The Solos」収録曲

1. Hold On
2. Si
3. Solly's Beard
4. Soon
5. Changes
6. Amazing Grace
7. Whitefish

2. はTony Kayeのキーボード・ソロ。
3. はTrevor Rabinのアコギ・ソロ。
4. は「The Gates of Delirium」の一部をJon Andersonのボーカル・ソロとして使用。
6. はChris Squireのベース・ソロ。シンセ・ペダルをバックに「Amazing Grace」のメロディをベースで弾いている。
7. はアルバム「こわれもの」収録曲「The Fish」のドラム・パートをAlan Whiteが叩いているので「Whitefish」というタイトルにしたらしい。曲構成が「The Fish」の通りではなく「The Fish」のフレーズで始まるChrisのベース・ソロ・タイムなので別の曲名を用意したのかな。「Tempus Fugit」と「Sound Chaser」のフレーズが登場する。Treverが「Siberian Khatru」のリフを少し弾いている。過去のYesのフレーズが散りばめられているのでファンはニヤニヤしながら聞けるかも。しかしChrisのゴリゴリのベース・ソロはカッコいいね〜。

2009年発売の紙ジャケ仕様のSHM-CD(日本版)には「City of Love」と「It Can Happen」が追加収録されている。




Dark Side of the Moon [プログレ]

「p・u・l・s・e」で再現されたアルバム「狂気(Dark Side of the Moon)」の本家アルバム、および手持ちのカバー・アルバムをご紹介。

【本家Pink Floydのオリジナル・アルバム】1973年作品
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1. Speak To Me
2. Breathe
3. On The Run
4. Time〜Breathe (Reprise)
5. The Great Gig In The Sky
6. Money
7. Us And Them
8. Any Colour You Like
9. Brain Damage
10. Eclipse

ビルボードチャート200位以内に15年(741週間)ランクインした化け物アルバム。もちギネス記録。エンジニアが後にアラン・パーソンズ・プロジェクトで有名になるアラン・パーソンズ。録音の良さが有名なアルバムで故・長岡鉄男先生がマトリクス・サラウンド用おすすめアルバムに挙げていたと記憶している。
ワシ所有のCDは東芝EMIが初めてCD化した版だから、もしかしたら反射層のメッキにポア(空孔)ができているかもしれない。

このアルバムの製作ドキュメンタリーDVDが「クラシック・アルバムズ:狂気」という邦題でヤマハからリリースされている。「Live at Pompeii : The Director's Cut」では「狂気」のレコーディング・シーンが少し垣間見れる。

【発売30周年記念リマスターCD】2003年作品
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ジェームス・ガスリーによりリマスター&5.1chサラウンド化された。SACDなのでSACDプレイヤーがあれば5.1chサラウンドが体験できる。普通のCDプレイヤーでも再生できるが、リマスターのステレオ再生となる。

【Return To The Dark Side Of The Moon: Tribute To Pink Floyd】2006年作品
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90年代Yesのメンバーであったビリー・シャーウッドが「ザ・ウォール」のトリビュート・アルバム「Back Against The Wall」に続いて製作したPink Floydトリビュート・アルバム第2弾。「狂気」全曲+ビリー・シャーウッドのオリジナル曲「Where We Belong」。

まぁなんつうか、トリビュート・ブームの頃の1作だが、超豪華メンバーなだけであんま面白くなかったかな。

トラックNo. 曲目 録音メンバー
1 Speak To Me / Breathe Adrian Belew(vo)
Jeff Baxter(g)
Tony Kaye(key)
Alan White(ds)
John Giblin(b)
Billy Sherwood(sound design)
2 On The Run Larry Fast(key-recording)
Alan White(per)
Billy Sherwood(g)
3 Time Billy Sherwood(vo, key)
Gary Green(vo, g)
Robby Krieger(sitar)
David Sancious(rhoedes-recording)
Alan White(roto-roms)
Jay Schellen(ds)
Colin Moulding(b)
Michael Sherwood(back-vo)
CC White(back-vo)
4 The Great Gig In The Sky Rick Wakeman(p)
CC White(vo)
Steve Howe(g)
Jay Schellen(ds)
Billy Sherwood(b,key)
5 Money Tommy Shaw(vo)
Edgar Winter(sax)
Gary Green(g)
Billy Sherwood(key, g)
Bill Bruford(ds)
Tony Levin(b)
6 Us And Them John Wetton(vo)
Scott Page(sax)
Dweezil Zappa(g-recording)
Tony Kaye(key)
Pat Mastelloto(ds)
Jimmy Haslip(b)
Michael Sherwood(back-vo)
7 Any Colour You Like Robben Ford(g)
Steve Porcaro(key)
Billy Sherwood(key,g)
Aynsley Dunbar(ds)
Tony Franklin(b)
8 Brain Damege Colin Moulding(vo)
Robby Krieger(sitar, g)
Geoff Downes(key)
Vinnie Colaiuta(ds)
Del Palmer(b)
Michael Sherwood(back-vo)
Billy Sherwood(back-vo)
9 Eclipse Billy Sherwood(vo)
Peter Banks(g)
Tony Kaye(key)
Vinnie Colaiuta(ds)
John Wetton(b)
CC White(vo)
10 Where We Belong
[ボーナストラック]
Billy Sherwood(vo, g, key, ds)
Robby Krieger(sitar)
Tony Kaye(key)


【Dark Side of the Moon (CD) /Dream Theater】The Official Bootlegシリーズ。2007年作品。
DT_DSM_CD.jpg

SKU: YTSEJAM012

Dream TheaterのドラマーMike Portnoyがファンのために始めた「The Official Bootlegシリーズ」の「大好きアルバム1枚まるまる演奏シリーズ(←念のため、公式ではこういう名称ではない)」の中の1つ。本作はPink Floydのカバー集になっている。

2枚組の1枚目は「Dark Side OF The Moon」の完全再現を目指した2005年10月25日にロンドンHammersmith Apolloにて行われたライヴを収録。録音メンバーはDream TheaterとTheresa Thomason (vo) 、Norbert Stachel (sax)。ボーカルのJames LaBrieは相変わらずのラブリエ節でちょっと違和感があるが上手いからいいか。John Petrucciは「リスペクト・ギルモア」なのか普段より音数がかなり少なく、少ないノートをチョーキングなどでエモーショナルに謳わせる演奏をしている。Jordan Rudessがスチール・ギターもやっていたりする。

2枚目は各地のライブで録音したPink Floydの曲。「Comfortably Numb」はQueensrycheとの競演。

disc 2
1.「Echoes Pt.1」
 Soundcheck Rehearsal - Philadelphia, PA - 4/2/04
2.「One Of These Day」
 Live in Rotterdam, Netherlands - 1/18/04
3.「Sheep」
 Soundcheck Rehearsal - Anaheim, CA - 3/9/06
4.「In The Flesh?」
 Live in Berlin, Germany - 2/26/95
5.「Run Like Hell」
 Live in Poughkeepsie, NY - 12/30/98
6.「Hey You」
 Live in Paris, France - 6/25/98
7.「Comfortably Numb」
 Featuring Queensryche - Live in Spokane, WA - 7/30/03

【Dark Side of the Moon (DVD) /Dream Theater】The Official Bootlegシリーズ。2007年作品。
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SKU: YTSEJAMDVD002

こちらは映像版。ロンドンHammersmith Apolloでの「Dark Side of the Moon」再現ライヴの録画。画質は商用ビデオとプライベート・ビデオの中間って感じ。横長(16:9)映像。CD版より曲数が少なく、「Dark Side of the Moon」丸々+3曲。その他、Mike Portnoyへのインタビューとリハーサル風景も収録。ステージ上にスクリーンを3面セットし、サイズこそ小さくなっているが本家Pink Floydのようにイメージ・フィルムを投写し雰囲気を出している。「Echoes Pt. 1」ではビデオ「Live at Pompeii」の映像が使われている。日本語字幕は当然なし。

1. Speak To Me / Breathe
2. On The Run
3. Time
4. The Great Gig In The Sky
5. Money
6. Us And Them
7. Any Colour You Like
8. Brain Damage
9. Eclipse

[Bonus Features]
11. Interviews,
12. rehearsal and soundcheck footage
13. Hey You
14. Echoes Pt.1
15. Comfortably Numb (featuring Queensryche)



p・u・l・s・e [ CD ] / Pink Floyd [プログレ]

1994年のアルバム「対(The Divion Bell)」の世界ツアーのライブ・アルバム。映像作品(VHS、LD、DVD)は1994年10月20日のロンドン、アールズ・コートの公演を収録しているが、アルバム(LPおよびCD)は収録日が曲によって異なっており、ツアーのベスト盤っぽい内容だ。1995年作品。

このツアーは全部で110公演行われたが、「狂気」の完全再現は19公演でしか行われていない。それ以外の公演では「狂気」の曲が減っている分、他の曲が演奏されており、このアルバムではそれらのハイブリッドのような内容になっている。「狂気」の曲が丸々収録される一方、1994年10月20日の公演では演奏されていない「Astronomy Domine」「What Do You Want From Me」「Hey You」「A Great Day For Freedom」が収録されている。逆に1994年10月20日の公演で演奏されている「Take It Back」がアルバム版には収録されていない。

1995年の発売当時、LP版は4枚組で豪華なカートンBOX仕様だったそうな(CDはLP版から1曲減らして2枚組でリリース)。そのLP-BOXを再現した2005年生産のCD-BOXを持っている。サイズこそCDサイズだが、まぁ凝りに凝りまくった作り。ちなみに1995年の初回限定版CDは目玉のとこに赤色ダイオードが仕掛けられていて点滅(パルスw)してたそうです。

CD「p・u・l・s・e」
MHCP 689~690 A(2枚組)
発売:ソニー・ミュージック・ダイレクト
¥5,250(税込み)

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↑カートンBOXジャケ

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↑中身。ハードカバーの56Pブックレット。日本語ライナーノーツ。復刻内袋4枚(アナログ盤は4見組だったため)。

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↑復刻内袋

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↑更にLPレーベルのレプリカ8枚(4枚組 x A・B面)

Disc 1
1. Shine On You Crazy Diamond
2. Astronomy Domine
3. What Do You Want From Me?
4. Learning To Fly
5. Keep Talking
6. Coming Back To Life
7. Hey You
8. A Great Day For Freedom
9. Sorrow
10. High Hopes
11. Another Brick In The Wall (Part Two)
12. One Of These Days (アナログ盤のみに収録)

Disc 2
1. Speak To Me
2. Breathe
3. On The Run
4. Time
5. The Great Gig In The Sky
6. Money
7. Us And Them
8. Any Colour You Like
9. Brain Damage
10. Eclipse
11. Wish You Were Here
12. Comfortably Numb
13. Run Like Hell

映像版と同じ音源(1994年10月20日収録)はDisc 1の1、10、Disc 2の1、2、3、5、7、8、12。アルバムの2/3は独自音源ということになる。アナログ盤のみ収録の「One Of These Days」が映像版と違う音源であるのが悔しい。




p・u・l・s・e [ DVD ] / Pink Floyd [プログレ]

1995年にVHS、LDでリリースされた「p・u・l・s・e」は、2006年に5.1chサラウンド音声と多数の特典映像を追加され2枚組DVDとして再リリースされた。邦題「驚異」。背表紙には「PINK FLOYD IN CONCERT P・U・L・S・E」とある。別冊ブックレット「ピンク・フロイドへの道」付属。

音響面では5.1chサラウンド音源の追加が大きなトピックだが、映像も一部1995年版とは異なっているようだ。てことは映像もDVD用に起こし直したのかもしれない。サラウンド再生環境があれば壮麗なライティングを見ながら飛び回る音が聞けるわけだね。特典映像の量がべらぼうに多いが、特に「Screen Films」というステージの円形スクリーンに投影された映像集がなかなか面白い。

2008年9月15日、リック・ライトが癌のため死去。リックが演奏している晩年の映像はギルモアのアルバム「On An Island」ツアーのライブ作品「Live In Gdańsk(「狂気の祭典」という無粋な邦題が付けられている)」の映像で見ることができる。Pink Floyd時代には「建築家のロジャーとニック」「音楽家のデイヴとリック」という風に分類されていたが、死の間際までギルモアと音楽活動していたんだな〜としみじみ。名曲「Echoes」のボーカルもこの2人のコーラスワークによる物だったし、ギルモアがPink Floydの楽曲を演奏する時にキーボード・ブースに今はリックが居ないのはとても寂しいね。「p・u・l・s・e」の絢爛豪華なステージでPink Floydのナンバーを奏でるリックの姿を見ながら故人を偲ぶのも良いかもしれない。

MHBP 78~9(片面2層、2枚組)
NTSC コンサート145分+特典映像=約4時間
発売:ソニー・ミュージック・ダイレクト
¥4,935(税込み)
2006年発売
PULSE_DVD_1.jpg
↑独自イラストになっている。目玉が積み重なって、荘厳というより可愛くなっている。

PULSE_DVD_2.jpg
DVD2枚組が独特なデジパック収納になっている。Disc2が取り出しにくい。

【disc 1】

1. Shine On You Crazy Diamond (Concert Version)
2. Learning To Fly
3. High Hopes
4. Take It Back
5. Coming Back To Life
6. Sorrow
7. Keep Talking
8. Another Brick In The Wall (Part Two)
9. One Of These Days

【disc 1 特典映像】

[Screen Films] コンサート中に円形スクリーンに投射された映像
Shine On You Crazy Diamond (Concert Version)
High Hopes
Learning To Fly (1987)

[Bootleg] 海賊版映像
What Do You Want From Me
On The Turning Way
Poles Apart
Marooned

[Videos] プロモーション・ビデオ
Learning To Fly
Take It Back

[Tour Stuff] ツアーデータ
Maps
Itinerary
Stage Plans

Pulse Tv Advert (TVスポット映像)

【disc 2】

[The Dark Side Of The Moon]
1. Speak To Me
2. Breathe In The Air
3. On The Run
4. Time
5. The Great Gig In The Sky
6. Money
7. Us And Them
8. Any Colour You Like
9. Brain Damage
10. Eclipse

[Encores]
11. Wish You Were Here
12. Comfortably Numb
13. Run Like Hell

【disc 2 特典映像】

[Screen Films] コンサート中に円形スクリーンに投射された映像
Speak To Me (Graphic)
On The Run
Time (1994)
The Great Gig In The Sky (Wave)
Money (1987)
Us And Them (1987)
Brain Damage
Eclipse

[Screen Films : Alternate Versions] 別ヴァージョン
Speak To Me (1987)
Time (Ian Eames)
The Great Gig In The Sky (Animation)
Money (Alien)
Us And Them (1994)

Say Goodbye To Life As We Know It (スタッフが撮影したツアーの裏側。日本語字幕付き)
Photo Gallery
Wish You Were Here With Billy Corgan (ロックの殿堂入りの際のスマパンのビリー・コーガンのスピーチと「Wish You Were Here」の競演。日本語字幕付き)

[Cover Art] アルバムのカバー・アート集
Meddle
The Dark Side Of The Moon
Wish You Were Here
The Wall
Momentary Lapse Of Reason
The Division Bell
Pulse

Additional Credits



p・u・l・s・e [ LD ] / Pink Floyd [プログレ]

LDの背表紙には「PINK FLOYD p・u・l・s・e 20・10・94」、表表紙には「PINK FLOYD p・u・l・s・e FILMED AT LONDON EARLS COURT 20・10・94」、帯には「PINK FLOYD / p・u・l・s・e」となっている。どれが正式タイトルか分からないが、ネットでは「Pulse」というタイトルで表記されている事が多いようだ。1995年作品。

ロジャー・ウォーターズ脱退後のギルモア's Pink Floydの2枚目のアルバム「対(The Division Bell)」リリース後のツアー映像。ウォーターズがいないからと好まれない向きもあるだろうけど、ギルモアの泣きのギターが好きな人なら見応え満点。巨大スクリーンとバリライトを多用したド派手なステージも大迫力。映像作品としての完成度もかなり高い。

と書いてる割には、よく見るのは「狂ったダイアモンド」「あなたがここにいてほしい」「コンフォタブリー・ナム」などのウォーターズがいた頃の曲だったりするんだけどね。サポート・メンバー数が多いので音が厚く、安定した演奏で数々の名曲、そして名作アルバム「狂気(Dark Side Of The Moon)」を丸々再現している。このLDのギルモアのギタープレイを見たおかげでキャンディー・アップル・レッドでメイプルネックのストラト(←あんま見ない組み合わせ)が欲しくなっちゃったんだよね。ギルモアの泣きまくるおちょぼ口チョーキング映像が満載です。

1994年10月20日のロンドン、アールズ・コートでのライブ映像。

LD「p・u・l・s・e」
IMG_2481.jpg
↑ジャケット。30cm角の目玉は大迫力。

SRLM 1505~6(2枚組3面)
NTSC 145分。
発売:ソニー・ミュージック・エンターテイメント
¥5,700(税込み)

IMG_2482.jpg
↑裏ジャケ

Pink Floyd :
David Gilmour (g, vo)
Nick Mason (ds)
Richard Wright (key, vo)

Support :
Sam Brown (backing vo)
Jon Carin (key)
Claudia Fontaine (backing vo)
Durga McBroom (backing vo)
Dick Parry (sax)
Guy Pratt (b)
Tim Renwick (g)
Gary Wallis (perc)

↓インナースリーブ、ちゅうかディスクを入れる袋。ピンク・フロイドはパッケージにも気合いが入っている一例だね。
IMG_2483.jpg
IMG_2484.jpg
IMG_2486.jpg
IMG_2487.jpg

Side 1
1. Shine On You Crazy Diamond
2. Learning To Fly
3. High Hopes
4. Take It Back
5. Coming Back To Life
6. Sorrow
7. Keep Talking

Side 2 : The Dark Side Of The Moon
8. Speak To Me ~ Breathe
9. On The Run
10. Time
11. The Great Gig In The Sky
12. Money
13. Us And Them
14. Any Colour You Like
15. Brain Damage
16. Eclipse

Side 3 : Encores
17. Another Brick In The Wall (Part Two)
18. One Of These Days
19. Wish You Were Here
20. Comfortably Numb
21. Run Like Hell

PULSE_3.jpg
↑各種「p・u・l・s・e」右:LD、左上:DVD、左下:CD

このLDでは2006年にリリースされたDVDと一部の曲順が異なる。具体的にはLDの3面の最初の2曲「Another Brick In The Wall (Part Two)」と「One Of These Days」が、DVDではLDの1面の後に移動になっている。

これはLDの収録時間の関係で「Dark Side Of The Moon」を途切れさせずにLDの2面に収録したいがための処置だったらしい。よってDVDの曲順がコンサートに忠実なわけだ。LDと同時期にリリースされたVHSはDVDと同じ曲順だったのでLDだけが特異だったわけだね。ワシはDVDが出るまではLDしか見てなかったから気がつかなかった。なんて豪華なアンコールだと思ってた(笑)。当日のアンコールは実は3曲だったわけね。

Yesyears / Yes [プログレ]

LPジャケット・サイズのCD-BOXが大流行した時期があって、Led Zeppelinの4枚組ベストBOXとかKing Crimsonの4枚組のベスト「紅伝説」なんてBOXも出た。その頃にYesも4枚組BOXをリリースしたが、あまりのBOXセットのリリース・ラッシュでYesのBOXは買い控えてしまった。

もうけっこう前の記憶だが秋葉原の石丸電気のソフト館には在庫があった。しかし、それも永遠ではなかった。気がつけばYesのBOXは見なくなった。輸入盤はちらほら見かけるが日本版はほぼ店頭から無くなって数年になる。リリースが1991年だからもう19年前の品だもんな。無くなっても仕方ない。

この4枚組BOXセット「Yesyears」は未発表音源が多数収録されており、ベスト盤的側面とレア音源集的側面を持っていた。後になってから買っておけば・・と思ったわけだが、そのレア音源の方はRhinoリマスター・シリーズのボーナス・トラックとして収録され直した物も多いようだ。

そんなある日、AmazonのYesのリストを見ていたら日本版の在庫を発見。思わずポチリ。やっちまった。で、物が届いた。

CD-BOXセット「イエスイヤーズ」
AMCY-280~3(4枚組)
46曲収録。未発表(当時)音源17曲。
発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
¥10,000(税込み)
IMG_2504.jpg
30cm角のBOXはやっぱり迫力満点だ。ロジャー・ディーンのイラストが映えるね。

IMG_2508.jpg
付属ブックレットの表紙。中身は写真がいっぱい。見てて楽しい。

IMG_2521.jpg
4枚のCD。

IMG_2520.jpg
19年の歳月はBOXの中のスポンジに表れていた。ボロボロと崩れる。こりゃ困った。

IMG_2511.jpg
ところが、このBOXセットには「おまけ」で組み立て式のCDジャケ・サイズの紙ケースが付属していた。おお、これは使える。

IMG_2513.JPG

IMG_2514.JPG
組み立ててCDを収納してみた。

IMG_2518.jpg
ブックレットも箱から出して収納したのでスポンジぼろぼろでももう大丈夫だ。よかったよかった。

同じ時期に8人編成Yes(アルバム「Union」)が活動しており、それまでの歴史をまとめたVHS & LD「Yesyears: A Retrospective」もリリースされた。

わしゃLDを持っていた。
LD「イエスイヤーズ」
AMLY-8091~2
2枚組3面 NTSC 135分
発売:株式会社イーストウェスト・ジャパン
¥4480(税込み)
日本語字幕つき
IMG_2494.jpg

更にDVDになっている。
DVD「イエスイヤーズ」
AMBY-90061
片面2層 NTSC 135分
発売:ワーナーヴィジョン・ジャパン
¥3600(←ワシが買った版のお値段。再リリースの度に値段は変動する)
日本語字幕つき
IMG_2524.jpg

各種「Yesyears」を並べてみた。
IMG_2525.jpg
左:CD-BOX、中下:CD-BOXのおまけの紙ケース、中上:DVD、右:LD

CD-BOXセット「Yesyears」発売の翌1992年、CD-BOXから更に選曲して2枚組の「Yesstory」というCDがリリースされた。

更に、2002年には「In A Word」という1枚増えて5枚組になったBOXセット(LPジャケ・サイズではない)が発売されている。2005年には「In A Word」の続編的な「The Word Is Live」という3枚組のライブ・ベストBOXも発売されている。

King Crimsonよりはマシだが、Yesもなかなか阿漕な商売をしてるよね(笑)。それに乗せられるワシのようなヤツがいるからリリースされるわけだがな・・

【CD-BOX「Yesyears」収録曲目】
(*) :未発表音源(当時)
(**):CDアルバム未収録(当時)

Disc one
1. Something's Coming (**)
2. Survival
3. Every Little Thing
4. Then (BBC session) (*)
5. Everydays (BBC session) (*)
6. Sweet Dreams
7. No Opportunity Necessary, No Experience Needed
8. Time and a Word
9. Starship Trooper
10. Yours Is No Disgrace
11. I've Seen All Good People
12. Long Distance Runaround
13. The Fish (Schindleria Praematurus)

Disc two
1. Roundabout
2. Heart of the Sunrise
3. America (single edit) (**)
4. Close to the Edge
5. Ritual - Nous Sommes Du Soleil
6. Sound Chaser

Disc three
1. Soon (single edit) (**)
2. Amazing Grace (*)
3. Vevey, Part One (*)
4. Wondrous Stories
5. Awaken
6. Montreux's Theme (*)
7. Vevey, Part Two (*)
8. Going for the One
9. Money (*)
10. Abilene (**)
11. Don't Kill the Whale
12. On the Silent Wings of Freedom
13. Does It Really Happen?
14. Tempus Fugit
15. Run with the Fox (**)
16. I'm Down (live) (*)

Disc four
1. Make It Easy (*)
2. It Can Happen (*)
3. Owner of a Lonely Heart
4. Hold On
5. Shoot High, Aim Low
6. Rhythm of Love
7. Love Will Find a Way
8. Changes (live) (*)
9. And You and I (live) (*)
10. Heart of the Sunrise (live) (*)
11. Love Conquers All (*)


Yesyears

Yesyears

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atco
  • 発売日: 1991/08/06
  • メディア: CD



【LD, DVD「Yesyears」収録曲目】
※本作品はヒストリービデオで歴代メンバーの喋りがメインであるので曲は部分使用が多い。

1. No Opportunity Necessary, No Experience Needed (Beat Club)
2. Yours Is No Disgrace (Beat Club)
3. I've Seen All Good People (Beat Club)
4. Clap (Yessongs / The Rainbow Concert)
5. Yours Is No Disgrace (Yessongs / The Rainbow Concert)
6. Close To The Edge (Yessongs / The Rainbow Concert)
7. Roundabout (Yessongs / The Rainbow Concert)
8. And You And I (Yessongs / The Rainbow Concert)
9. Excerpts From "six Wives" (Yessongs / The Rainbow Concert)
10. Siberian Khatru (Spectrum Concert)
11. Long Distance Runaround (Old Grey Whistle Test - Queens` Park Rangers Stadium)
12. And You And I (Old Grey Whistle Test - Queens` Park Rangers Stadium)
13. Ritual (Old Grey Whistle Test - Queens` Park Rangers Stadium)
14. Moraz Solo (Old Grey Whistle Test - Queens` Park Rangers Stadium)
15. Sweet Dreams (Old Grey Whistle Test - Queens` Park Rangers Stadium)
16. Wonderous Stories ( “going For The One Sessions : Mountain Studios, Montreux, Switzerland)
17. Going For The One ( “going For The One Sessions : Mountain Studios, Montreux, Switzerland)
18. Parallels ( “going For The One Sessions : Mountain Studios, Montreux, Switzerland)
19. Turn Of The Century ( “going For The One Sessions : Mountain Studios, Montreux, Switzerland)
20. Vevey ( “going For The One Sessions : Mountain Studios, Montreux, Switzerland)
21. Leave It (9012 Live)
22. Owner Of A Lonely Heart (9012 Live)
23. Hold On (9012 Live)
24. Changes (9012 Live)
25. City Of Love (9012 Live)
26. Heart Of The Sunrise (Union Tour Rehearsals At The Pensacola Civic Center, Fla)
27. Rhythm Of Love (Union Tour Rehearsals At The Pensacola Civic Center, Fla)
28. City Of Love (Union Tour Rehearsals At The Pensacola Civic Center, Fla)
29. The Ancient (Union Tour Rehearsals At The Pensacola Civic Center, Fla)
30. Solly's Beard (Union Tour Rehearsals At The Pensacola Civic Center, Fla)
31. Awaken (Live Performance At The Mcnichols Arena, Denver, Colorado)
32. Shock To The System (Live Performance At The Mcnichols Arena, Denver, Colorado)


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  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • メディア: DVD



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