ERNIE BALL 2220 : Power Slinky [楽器]
スタインバーガーの廉価ギターSpiritにストリング・アダプターを装着したので一般的な弦に交換できるようになった。そこでいつも使っている弦より太めの弦を張ってみることにした。選んだのはアーニーの「Power Slinky」。ニッケル弦でゲージは011、014、018p、028、038、048だ。それというのも・・・
ある日、SRVのあのぶっとい音の秘訣の1つは太弦なのかもしれないと考え、ライト・ゲージより太い弦を触ってみたいなと思ったからなのだ。SRVは013セットとかだったらしい。そこまで太くなると普通のナット付きのギターだとナットを削らないといけない。で、日和って011セットをまず試してみようと考えたわけだ。ストリング・アダプターを装着したSpirit by スタインバーガーのプレーン弦が黒くなったので「替え時だ!」って事でPower Slinkyを購入し交換した。
今まで愛用してきたHybrid Slinkyに比べると全般に太弦になっているが、特に高音弦側が太くなっている。このPower Slinkyは昔で言う「ミディアム・ゲージ」である。ミディアム・ゲージはかつては名前の通り中庸で標準的なゲージであった。近年主流の010セットや009セットは昔のライト・ゲージやスーパー・ライト・ゲージに当たる。おそらくフォークギターが主流の頃はミディアム・ゲージが主流であったが、時代はエレキギターになりハードロックやヘビーメタルで早弾きが脚光を浴び、素早いフィンガリングやピッキングがしやすいライト・ゲージ系が主流になったのだろう。ミディアムが標準ではなくなったので「ミディアム」「ライト」などの表現も衰退していったのだと思われる。
んで弾いてみた最初の感想は「太っ!テンションきつっ!」である。もちろん想定していた事だ。想定外だったのが生音のバランスの良さ。ミディアム・ゲージって音が良い。フォークギターのように生音をホローボディで増幅させる構造のギターで使われていたのだから、出音も弦間バランスもよく練られているんかな。弦が太いという事は、やはり「チョーキングきつっ!!」でもあった。コード・ストローク主体のフォークの時代ならあんま重要ではなかったろうけど、ギターソロを重視したらそりゃチョーキングしやすいライト・ゲージの方がいいよね。011でこれなのに013でソロもガンガン弾いたSRVおそるべしだ。
で、この011セットをある程度弾いて009セットのストラトに持ち換えると凄く楽に感じる。チョーキング・ビブラートとかが以前よりやりやすい。こりゃ011セットのギターは指を鍛えるのに良いな。あと、アンプを通しても011セットは出音が良い気がする。弦を張ったギターはウンコ・ピックアップのSelect by EMG搭載だが、アンプを通してみても009セットを張っていた時より音がましになった気がする。ダンカン・ストラトも011にしたろうかな・・・いや、そうしたらチョーキングし切れないギターばっかになってしまうな。細弦ギターも持っておかないと・・・と日和ってしまうワシ。
というわけで思いのほか011セットの出音が気に入ったわけだ。ナットが無く0フレット仕様のSpirit by スタインバーガーはナット調整が必要ないので弦を試すのに具合が良い。今後は011スタートで低音弦側がより太い「Beefy Slinky」や012セットの「Not Even Slinky」も試してみよう。ついでにピックアップももちっと良い物に交換したいな。やっぱSelect by EMGショボ過ぎですよ。
ある日、SRVのあのぶっとい音の秘訣の1つは太弦なのかもしれないと考え、ライト・ゲージより太い弦を触ってみたいなと思ったからなのだ。SRVは013セットとかだったらしい。そこまで太くなると普通のナット付きのギターだとナットを削らないといけない。で、日和って011セットをまず試してみようと考えたわけだ。ストリング・アダプターを装着したSpirit by スタインバーガーのプレーン弦が黒くなったので「替え時だ!」って事でPower Slinkyを購入し交換した。
今まで愛用してきたHybrid Slinkyに比べると全般に太弦になっているが、特に高音弦側が太くなっている。このPower Slinkyは昔で言う「ミディアム・ゲージ」である。ミディアム・ゲージはかつては名前の通り中庸で標準的なゲージであった。近年主流の010セットや009セットは昔のライト・ゲージやスーパー・ライト・ゲージに当たる。おそらくフォークギターが主流の頃はミディアム・ゲージが主流であったが、時代はエレキギターになりハードロックやヘビーメタルで早弾きが脚光を浴び、素早いフィンガリングやピッキングがしやすいライト・ゲージ系が主流になったのだろう。ミディアムが標準ではなくなったので「ミディアム」「ライト」などの表現も衰退していったのだと思われる。
んで弾いてみた最初の感想は「太っ!テンションきつっ!」である。もちろん想定していた事だ。想定外だったのが生音のバランスの良さ。ミディアム・ゲージって音が良い。フォークギターのように生音をホローボディで増幅させる構造のギターで使われていたのだから、出音も弦間バランスもよく練られているんかな。弦が太いという事は、やはり「チョーキングきつっ!!」でもあった。コード・ストローク主体のフォークの時代ならあんま重要ではなかったろうけど、ギターソロを重視したらそりゃチョーキングしやすいライト・ゲージの方がいいよね。011でこれなのに013でソロもガンガン弾いたSRVおそるべしだ。
で、この011セットをある程度弾いて009セットのストラトに持ち換えると凄く楽に感じる。チョーキング・ビブラートとかが以前よりやりやすい。こりゃ011セットのギターは指を鍛えるのに良いな。あと、アンプを通しても011セットは出音が良い気がする。弦を張ったギターはウンコ・ピックアップのSelect by EMG搭載だが、アンプを通してみても009セットを張っていた時より音がましになった気がする。ダンカン・ストラトも011にしたろうかな・・・いや、そうしたらチョーキングし切れないギターばっかになってしまうな。細弦ギターも持っておかないと・・・と日和ってしまうワシ。
というわけで思いのほか011セットの出音が気に入ったわけだ。ナットが無く0フレット仕様のSpirit by スタインバーガーはナット調整が必要ないので弦を試すのに具合が良い。今後は011スタートで低音弦側がより太い「Beefy Slinky」や012セットの「Not Even Slinky」も試してみよう。ついでにピックアップももちっと良い物に交換したいな。やっぱSelect by EMGショボ過ぎですよ。
ビーフィースリンキー、いいですよ。ダウンチューニングしたギター(ダークメタルなどの)に使うらしいんですが、敢えてレギュラーチューニングで使うと良いです。特にホローボディのギターに使うと生音の響きが増します。私はグレッチのセミホローを使ってますが相性バッチリです。ならば、とノットイーブンに張り替えると張りが強すぎてビグスビーのトレモロが効き辛づらくくなり諦めました。ビーフィのセットゲージそのままで3弦が巻き弦タイプが同じくアーニーボールから「ライトゲージ」としてでてます。スリンキーではありません。ジャズギターに使うらしいです。アコギ弦のライトゲージを僅かに軽くした感じです。これでエレキがガンガン鳴るようになりました。お勧めします。
by terra (2012-12-23 01:29)
情報ありがとうございます。ビーフィースリンキーとライトゲージ良さそうですね。ライトゲージは3弦が巻き弦とのことなのでストラトとかのスタガード・ポールピースのピックアップと相性が良いかもしれません。今度試してみようと思います。
by medama (2013-01-10 06:25)