Books [Mac]
「リングワールドの子供たち」を読み終わったので仕舞おうと思い、蔵書を収めている押し入れ収納ラックを引っ張り出してみた。かつてはえらい本持ちだったが、昔けっこうな冊数を古本屋に処分したので現在は厳選された書物が整然と並んでいる。・・・と思いきや、買い足した書物が分類されておらず少々雑然として見える。
そもそも、このもらい物の押し入れ収納ラックはA4雑誌が入るくらい奥行きがある。よって文庫本、新書版の本なんかは2列になってしまう。これでは何を持っているか&何を買い損ねているかがパッと見では分からない。そこでPCで本類のデータベースを作ることにした。いわゆる「蔵書管理」ですな。
本のデータベースなんてExcelやFile Maker(今は廉価版のBentoも出てるね)あたりで自分なりのテンプレートを作ってデータを打ち込んでいけばいいんだろうけど、専用ソフトなんてのもある。
「Books for MacOS X」
http://books.aetherial.net/wordpress/
・フリーソフト。「iTunes」風のUI。iSightでバーコード読み込みできる。
「Delicious Library 2」
http://www.delicious-monster.com/
・シェアウェア(40$)。本棚風のオシャレなUI。やはりiSightでバーコード読み込みに対応。有料だけあって使い勝手は良いとの評判。
「LibraLibra」
http://www.apple.com/jp/downloads/macosx/home_learning/libralibra.html
・フリーソフト。Appleのダウンロード・コーナーで発見。1冊ずつデータカードをめくる感じのUIに見える。
ざっとネットで検索したら上記のソフトを見つけた。この中で「無料」で「使い勝手の良さそうに見えるUI」という2点で「Books for MacOS X」を使ってみることにした。
これが「Books」の画面(リスト表示)。
こちらは詳細画面。
「新規書籍」で空欄の詳細画面を出してISBNを入力する(もしくはカメラアイコンをクリックしてiSightにバーコードを読ませる)と、「環境設定」のクイックフィルに登録してあるデータベース(ワシはAmazon JPにした)にアクセスして書籍情報を自動でゲットしてくれる。Amazonでおおよその情報は手に入るが、表紙画像が無ければスキャナーで読み込んで、その画像ファイルをドラッグ&ドロップで登録できる。このあたりはiTunesのアルバム・アートワークみたいな感じ。
ジャンルやシリーズ名あたりは自分で考えて登録。あとでスマートリストを作る時に便利なように自分なりに工夫すると良いだろう。あと、Amazonの値段情報は最新のものなので、購入時期が古いと全然違う場合もある。気にしなければ別にいいことだが直すのもいい。
Mailの「スマートメールボックス」よろしく「スマートリスト」を作成できる。「著者」に「ニーヴン」を含む、という条件のリストを作ればラリイ・ニーヴンの著作のリストができる。「タイトル」に「宇宙大作戦」を含む、というリストならスタートレックのノベライズのリストができる。てな具合に自分が見れると便利だと思うスマートリストを作りまくる。
コツコツとデータ入力し続ける。そりゃあもうコツコツと。なんせ古い本が少なくない。Amazonに表紙画像は登録されてない事が多く、スキャナー(ワシの場合は複合機だ)とPhotoshop Elements(いまだにVer.4だw)を使い続けることに。ISBNが無い時期の本は書名、出版社あたりを入力してGoogle検索である。それでもたまーーーにISBNが見つからない場合がある。そういう時は「新規書籍」画面に手入力祭りである。
そしてけっこうな時間をかけて文庫本、新書、単行本、マンガ本の登録が終わった。なんと400冊超あった。昔処分したのにまだこんなにあったのか。しかも雑誌と大判の本は引っ張り出すのが面倒で今回は登録していない。
ちなみにこの「Books」は文字データの「リスト」表示と表紙画像の「ギャラリー」表示を選択できるが、登録冊数が多いと「ギャラリー」表示では動作がかなり重くなる。このあたりは表示エンジンを大幅改良する、もしくはiTunesのようにカバーフロウ表示を採用するといいかもしんない。
こちらは「ギャラリー」表示の例
あと「リスト」表示にせよ「ギャラリー」表示にせよ並び順がとてもランダムだ。「タイトル」をクリックすると、降順昇順表示にできる。このあたりもiTunesよろしく「ジャンル」「著者」「シリーズ」って感じでリストを階層化できると使いやすくなると思うんだが。
とりあえずは蔵書のデータベースができたので満足だが、アプリの動作速度には若干の難を感じる。データの書き出しもできるようなので(書き出し書式が汎用の物ならだが)他のアプリへのデータ移植をすることも考えてもいいかもしれない。
あと蔵書のデータ検索をしていて驚いたのだが、けっこうな量の本が絶版になっている。例えば早川書房のラリイ・ニーヴンの著作はリングワールド・シリーズの4作品だけだ。なんともったいない。ここ10年近く小説もマンガも読んでいなかった(活字離れの風潮を助長した)ワシが言えた事ではないかもしれないが、読み継がれてもらいたい作品も多数あるのでなんとかしてもらいたいもんだ。
iTunesを使ったCDのデータベース化、Booksを使った蔵書のデータベース化ができた。そうなるとDVDなどの映像ソースのデータベースも作りたいな。MP4化すればiTunesで管理できるが、わざわざ読み込ませてエンコードせんでも良いBooksみたいなデータベースが良いように思う。
そもそも、このもらい物の押し入れ収納ラックはA4雑誌が入るくらい奥行きがある。よって文庫本、新書版の本なんかは2列になってしまう。これでは何を持っているか&何を買い損ねているかがパッと見では分からない。そこでPCで本類のデータベースを作ることにした。いわゆる「蔵書管理」ですな。
本のデータベースなんてExcelやFile Maker(今は廉価版のBentoも出てるね)あたりで自分なりのテンプレートを作ってデータを打ち込んでいけばいいんだろうけど、専用ソフトなんてのもある。
「Books for MacOS X」
http://books.aetherial.net/wordpress/
・フリーソフト。「iTunes」風のUI。iSightでバーコード読み込みできる。
「Delicious Library 2」
http://www.delicious-monster.com/
・シェアウェア(40$)。本棚風のオシャレなUI。やはりiSightでバーコード読み込みに対応。有料だけあって使い勝手は良いとの評判。
「LibraLibra」
http://www.apple.com/jp/downloads/macosx/home_learning/libralibra.html
・フリーソフト。Appleのダウンロード・コーナーで発見。1冊ずつデータカードをめくる感じのUIに見える。
ざっとネットで検索したら上記のソフトを見つけた。この中で「無料」で「使い勝手の良さそうに見えるUI」という2点で「Books for MacOS X」を使ってみることにした。
これが「Books」の画面(リスト表示)。
こちらは詳細画面。
「新規書籍」で空欄の詳細画面を出してISBNを入力する(もしくはカメラアイコンをクリックしてiSightにバーコードを読ませる)と、「環境設定」のクイックフィルに登録してあるデータベース(ワシはAmazon JPにした)にアクセスして書籍情報を自動でゲットしてくれる。Amazonでおおよその情報は手に入るが、表紙画像が無ければスキャナーで読み込んで、その画像ファイルをドラッグ&ドロップで登録できる。このあたりはiTunesのアルバム・アートワークみたいな感じ。
ジャンルやシリーズ名あたりは自分で考えて登録。あとでスマートリストを作る時に便利なように自分なりに工夫すると良いだろう。あと、Amazonの値段情報は最新のものなので、購入時期が古いと全然違う場合もある。気にしなければ別にいいことだが直すのもいい。
Mailの「スマートメールボックス」よろしく「スマートリスト」を作成できる。「著者」に「ニーヴン」を含む、という条件のリストを作ればラリイ・ニーヴンの著作のリストができる。「タイトル」に「宇宙大作戦」を含む、というリストならスタートレックのノベライズのリストができる。てな具合に自分が見れると便利だと思うスマートリストを作りまくる。
コツコツとデータ入力し続ける。そりゃあもうコツコツと。なんせ古い本が少なくない。Amazonに表紙画像は登録されてない事が多く、スキャナー(ワシの場合は複合機だ)とPhotoshop Elements(いまだにVer.4だw)を使い続けることに。ISBNが無い時期の本は書名、出版社あたりを入力してGoogle検索である。それでもたまーーーにISBNが見つからない場合がある。そういう時は「新規書籍」画面に手入力祭りである。
そしてけっこうな時間をかけて文庫本、新書、単行本、マンガ本の登録が終わった。なんと400冊超あった。昔処分したのにまだこんなにあったのか。しかも雑誌と大判の本は引っ張り出すのが面倒で今回は登録していない。
ちなみにこの「Books」は文字データの「リスト」表示と表紙画像の「ギャラリー」表示を選択できるが、登録冊数が多いと「ギャラリー」表示では動作がかなり重くなる。このあたりは表示エンジンを大幅改良する、もしくはiTunesのようにカバーフロウ表示を採用するといいかもしんない。
こちらは「ギャラリー」表示の例
あと「リスト」表示にせよ「ギャラリー」表示にせよ並び順がとてもランダムだ。「タイトル」をクリックすると、降順昇順表示にできる。このあたりもiTunesよろしく「ジャンル」「著者」「シリーズ」って感じでリストを階層化できると使いやすくなると思うんだが。
とりあえずは蔵書のデータベースができたので満足だが、アプリの動作速度には若干の難を感じる。データの書き出しもできるようなので(書き出し書式が汎用の物ならだが)他のアプリへのデータ移植をすることも考えてもいいかもしれない。
あと蔵書のデータ検索をしていて驚いたのだが、けっこうな量の本が絶版になっている。例えば早川書房のラリイ・ニーヴンの著作はリングワールド・シリーズの4作品だけだ。なんともったいない。ここ10年近く小説もマンガも読んでいなかった(活字離れの風潮を助長した)ワシが言えた事ではないかもしれないが、読み継がれてもらいたい作品も多数あるのでなんとかしてもらいたいもんだ。
iTunesを使ったCDのデータベース化、Booksを使った蔵書のデータベース化ができた。そうなるとDVDなどの映像ソースのデータベースも作りたいな。MP4化すればiTunesで管理できるが、わざわざ読み込ませてエンコードせんでも良いBooksみたいなデータベースが良いように思う。
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