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CRESCENDO ZIF G4 1GHz(その2) [Mac]

CRESCENDO ZIF G4 1GHzを搭載するために、まずG3のファームアップをしなければならない。その課程で内蔵ATAバスに接続し直したHDDから起動できなくなった、の続き。

更にググってみた。「拡張カードでフォーマットしたHDDは内蔵バスに繋げても起動できない。」という旨の記述を発見。偶然にも現在繋がっている2台の120GBのHDDはどちらもAEC-6280Mでフォーマットしたディスクだ。内蔵ATAバスに繋げて再フォーマットしなきゃならんのか。いや、そんなことしたらデータが失われるので、それはできん。・・・・確か在庫のATA-HDDがあったはず。ゴソゴソ・・・・

RIMG0644.JPG
IBMの60GB HDDを発見。こいつを使おう。

RIMG0643.JPG
内蔵ATAバスに純正ケーブルで接続するためには筐体後部(写真の右側)にHDDをマウントする必要がある。ここに設置していたHDDを真ん中のマウンターに移し60GB HDDを設置。

MacOS X 10.0付属のOS9のCD-ROMから起動し60GB HDDをMacOS拡張でフォーマット。その後、インストール先に60GB HDDを指定しOS9をインストール。そして、まんまと60GB HDDからのOS起動に成功。

この時点でOSのバージョンはMacOS 9.1である。元々使っていたバージョンは9.2.2なので、Ver.Upを試みる。バージョンアップはまず「OS9.1→OS9.2.1」アップデートをし、次に「OS9.2.1→OS9.2.2」アップデートをすることになる。

「ソフトウェア・アップデート」ではOSのバージョンアップは行われないようだ。アップデータをダウンロードしなきゃと、ブラウザを探す。OS9当時はSafariなんて無かったもんね。IE5を発見。起動しOS9.2.1アップデータのあるURLを入力するとレイアウトが壊れまくった画面が表示される。最近のサイトのデータをきちんと読めないのね。ダウンロード開始。あらら。ダウンロード時間が最初2時間と表示されたのにどんどん増えて18時間に。試しにiMacのSafariでダウンロードしたら6分だわ。こりゃIE5のFTP機能がうまく動作してないみたい。ダウンロードを中断し、iMacでダウンロードしたファイルをUSBメモリ経由でG3にコピーし起動してみたがエラーを吐いて動かない。

次にNetscapeCommunicator4.7でダウンロードしてみた。所用時間はiMac並。ダウンロードしたファイルをダブルクリックで起動してみた。インストーラが起動した。しかし、インストールの課程で「Apple社製ハードディスク・ドライバの更新ができませんでした」みたいなエラーが出てバージョンアップができない。そりゃそうだ。純正HDDじゃないもんね。再起動してもこの症状は変わらず。む〜〜〜。

じゃあOS9.1のままでSONNETインストーラCDを使ってみようかな。この60GB HDDのOSはファームアップのために使うだけだから、ファームアップさえできれば用済みだしね。そうしようそうしよう。というわけでSONNETインストーラCDを実行。インストール・プログラムが実行されドライバ群をインストール後、プログラマ・ボタンを押しながら起動するようにとの旨のメッセージが表示される。ここまでは今までと同じ。

マシンをシャットダウンし、プログラマ・ボタンを押し込んだ状態でパワーボタンを押した。ロングトーンが鳴り終わったとこでプログラマ・ボタンから指を離す。ドキドキ。しばらくして画面下にプログレスバーが表示された。おお、ファームアップしてるっぽい。そしてOSが起動し「ファームアップに成功したのでG4カードを挿せるよ」みたいな表示だ。成功した模様。

お〜〜し。いよいよG4カードのインストールだーー!!

RIMG0648.JPG
↑このOSインストール祭りの課程でHDDを付け外ししまくったわけだが、そこで気がついたのがIDEケーブルが厳しい状態になるという事だ。

B&W G3付属のIDEケーブルはポリタンクG3筐体の構造を配慮した形状なので、当然きれいに接続されるわけだが、内蔵ATAバスがATA33である以上こいつはATA33対応ケーブルと思わねばならんだろう。

AEC-6280MはATA133対応であり接続するHDDもATA133対応である以上、接続するIDEケーブルもATA133対応の物を使うことになる。ATA133ケーブルなんて自作PC用の物が普通に売っている。フラットケーブルもあれば筐体内部のエアフローを妨げにくいスマートケーブル(配線を束ねた物)もある。

ところが、これら自作PC用のATA133ケーブルは筐体底にHDDを設置するポリタンクG3だとバスの向きが逆になってしまう。逆に接続するわけにはいかないのでケーブルがけっこう無理な方向にグイっと曲げられる事になる。この状態を避けられるのはデフォルトのHDD設置位置(2階建てマウンタの2階)のみである。

電源ケーブルもL字型のコネクターだとやはり方向が逆になる。L字型コネクターでも無理なく接続できるのは、やはりデフォルトのHDD設置位置だけである。純正の200W電源であれば電源ケーブル端が筐体内のパーツレイアウトを考慮した形状になっていたと思われるが、電源容量アップのために汎用ATX電源と交換した場合&引き回しか分岐の為に先端がL字型のコネクターを増設すると少し困るわけだ。

それもこれもMacが汎用ATXケースとはデバイスの設置位置が異なるため起こることであり、Windows機でもメーカー品ならやはり同様な事が起こるんだろうね。

あとMacOS9のアップデータをダウンロードしようとした際に、OS9当時のブラウザ(IE5、Netscape4.7)では最近のサイトは上手く表示できない事も分かった。高速回線が普及しリッチなコンテンツが普通になったせいだろう。幸いNetscape7もOS9にはインストールされていたから、こっちなら少しはマシだとは思う。まぁセキュリティーの問題もあるからOS9ではあまりWebを閲覧しない方が良いだろうね。

続く。
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