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Psystar、クローンMacの販売を中止 [Mac]

以前の記事(http://medama.blog.so-net.ne.jp/2008-04-17)で米Psystar社がMac互換機を販売している事と「ジョブスは許さないだろうな〜」みたいな事を書いたが、やっぱAppleはPsystarを許さなかったようだ。

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APPLE LINKAGE(http://www.applelinkage.com/)のここ最近のPsystar関連の記事を引用すると

「AppleInsiderでは、PsystarがAppleとの係争中の法廷闘争で敗訴したと伝えています。PsystarとAppleの両社は先月、略式判決を申し立ており、11月13日にカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所のウィリアム・アルサップ判事は、PsystarがMac OS Xを無許可のコンピュータに搭載することでAppleの著作権を侵害し、さらに、PsystarはOSをサードパーティ製ハードウェアにインストールすることを防ぐAppleの防護策を回避することでデジタルミレニアム著作権法にも違反しているとの略式判決を下したとのことです。またアルサップ判事は、Appleの使用許諾契約書はAppleのソフトウェアの使用を規制するためだけのものであるとして、Appleの著作権乱用の証明を試みたPsystarの略式判決請求を棄却しました。この略式判決は、裁判の終結を意味するものではなく、まだ多くの問題が未解決となっています。AppleはPsystarが契約違反、商標侵害、商標希釈、不当競争などの行為を行っていると主張しています。」

「AppleInsiderでは、Psystar Corporationが、Apple Inc.と一部和解が成立したことを明らかにしたと伝えています。11月13日にカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所のウィリアム・アルサップ判事は、Psystarが著作権に違反しているとの略式判決を下し、11月23日にAppleは、Psystarに対する終局的差し止め命令を請求していました。11月30日にカリフォルニア州サンフランシスコの裁判所に提出された書類によると、PsystarはAppleの著作権主張に対し法定損害賠償金の支払に合意し、Appleは自主的に商標、トレードドレス、州法の主張を取り下げることに合意したとのことです。」

「AppleInsiderでは、12月1日に提出されたPsystar CorporationとApple Inc.の和解条件によると、Psystarは、著作権侵害、契約違反、デジタルミレニアム著作権法違反の損害賠償として133万7,500ドルに加え、追加の損害賠償と弁護士費用として133万7,500ドル、合計267万5,000ドルを支払うことに合意していると伝えています。」

「AppleInsiderでは、Apple Inc.との和解が成立したPsystar Corporationが、Mac OS Xをプリインストールした「Open」シリーズの販売を中止していると伝えています。」

だそうですよ。ただ

「認可されていないコンピュータにMac OS Xをインストールできる「Rebel EFI」の販売は継続しています。」

だそうなので、デバイスドライバーの問題とかで苦労する根性のある人ならRebel EFIを使って既製品じゃないMac互換機を自作する道は残されているみたい。
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さんざん古いMacを改造してきたワシだが、最近は一体型iMacをメインにするくらい既製品を使う人になっちゃってる。ハードウェアと戯れるのが第一の人ならRebel EFIは物凄く面白いツールだと思うが、道具としてPCを使う人には無縁な商品な気がするね。
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