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ATOK 2009 for Mac [Mac]

昨日の記事の冒頭で書いた通り最近「ATOK 2009」を買った。

日本語入力環境としては無類の支持を得ているジャストシステムの「ATOK」。もともとATOK 2006を使っていたんだけど、Microsoft Office Mac v. X(←これまたバージョンが古い)との相性が悪いのか、はたまたMac OS X 10.5 Leopardとの相性が悪いのか、Leopard上でExcelを使う時に入力に苦労することがままあった。ATOK 2009 for MacはSnow Leopardでも動作するそうだし、いい機会だからそろそろ新しいATOKにしようかなと、先日ユーザー優待価格で購入した。

atok2009.jpg
↑ATOK 2009 for Mac + Windows限定パック。このパックだとパッケージは白い。Mac専用のパッケージなら赤。比較的コンパクトなパッケージである。

変換の頭の良さは相変わらず。「ら」抜き表現とかを指摘してくれるのも相変わらず。変換に悩む(確定しない時間が長い)と変換候補の意味を表示してくれたり、まぁ至れり尽くせり。以前に入力した語彙を先読み表示してShift + Returnで採用できて入力の手間が省けたり、まぁ前からそうであったが日本人が作っただけのことはある痒いところに手が届くFEPである。

ATOKM.jpg

ATOK 2006の時よりは相性問題も感じなくなったし、全般に快適だが、やはり高機能なせいか時々動作がモタつく時がある。でもまぁ変換の利口さが抜群だし、やっぱ良いですよ、ATOK。

さて、そんなATOKの好敵手となりうるのが昨日の記事に書いた「Google IME」こと「Google日本語入力」。豊富なGoogle検索エンジンのデータを変換候補や予測候補に活かし、新しい言葉もどんどん辞書に反映されていくようだ。ATOKとは異なる発想の変換エンジンなんだろう。

実績のあるATOKの変換エンジンと(たぶん)新しい発想のGoogle IMEの変換エンジンとどちらが支持されるか見物だね〜。Google IMEの変換精度や使い勝手がATOKに引けを取らないとなれば、無料な分Google IMEが有利だし、新しい言葉が辞書に登録されるペースはGoogle IMEに分がありそうな気がする。

↓「ATOK 2010 for Windows」などの新製品を発表したジャストシステムの記事
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091208_334132.html

この記事でジャストシステムはGoogle IMEに関して「日本語IME市場に対する注目が集まる」と参入を歓迎したと書かれているが、内心はあせっているのではないかと思う。なんせ相手は無料だもんね。日本語ワープロや表計算ソフトでMicrosoftに完全にシェアを奪われたジャストシステムとしては日本語FEP「ATOK」こそが同社の顔である。この市場でも負けるとなると会社の存亡に関わるかもしれないもんね。
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